≪オフィシャルサイト≫http://www.warlords.jp/≪あらすじ≫
>中国・清朝末期。太平天国の乱が巻き起こる中、
>敗軍の将となった清将軍のパンは、
>リィエンという女に助けられ、一夜を共にした。
>その後食糧を求め街へ立ち寄った際青年ウーヤンと出会い、彼の村へと招かれる。
>しかしウーヤンたちは盗賊で、
>官兵のパンは村のリーダーでウーヤンの兄・アルフに拒絶されてしまう。
>しかもリィエンはアルフの妻だと知り、パンはショックを受ける。
>そんな中、村は清軍の略奪に遭ってしまい……。(
goo映画より引用)
本国で、レッドクリフよりも人気があったとの事で、
日本公開が決まる前から、いつ公開されるのかと待ち望んでいた作品。
実際に観て、確かにレッドクリフよりも良かったと思うが、
そこまで、良かったかというと、案外そうでもない。
『レッドクリフより凄い』ってのは、一見凄そうに聞こえるのだが、
改めて考えると、私はレッドクリフは駄作だと思うわけで、
(あくまでも、ジョン・ウー監督作品としてはだが。)
比較の対象のレベルが低いように思う。
もう一歩の踏み込みが欲しかったところだった。
本作で気に食わなかった点なのだが、
壮大なストーリーを2時間でまとめてしまってるものだから、
物語が一気に進み緩急が足りない。
その為、内容が平坦になり、登場人物に感情移入がし難いように思う。
というのも、3人が投名状を収めてから、
本当に信頼しあうようになるまでのエピソードが、
あっさりと表現されて、次の展開では早くも3人の間にズレが生じ始める。
なもんで、最後へ向ってアツくなるはずのシーンが、
なにか、表面的なものに感じていまいちグッっとこなかった。
私としては、香港映画特有のベタな友情演出シーンが間に欲しかった。
ただ、ネット上には絶賛しているレビューなどもあり、
もしかすると、映画のつくりの問題ではなく、
私が歳をとって、展開の早い映画に
着いていけなくなってきてるのかもしれない。(^^;
これから観られる方は、その辺の心の準備はしておいた方が良いように思う。
余談だが、私が挙げた不満点は、
どうやら本国放映版では全てクリアしてるらしい。(^^;
日本公開版(インターナショナル版)は、かなりのシーンをカットしてるらしく、
残念な事に、別物の映画になってるそうだ。
(本国版のDVDを見た人のレビューに書かれてました。)
(なんで、こんなことするかねぇ・・・。 )
(DVDはディレクターズカット版で出してくれないかな。)
とはいえ、面白くなかったかというと、
そういうわけでもなく、ジェット・リーの役柄に、
出世していくサラリーマン(中間管理職)的なものを連想し、
なんか、非常に気持ちがわかるというか、
本来とは別の感情移入をしてしまった。(^^;
金城武が何度も言うセリフの『兄上は正しい!!』が頭から離れない。
必ずしも、正しいところに人が着いていくわけじゃないのよね。
本作におけるジェット・リーの配役を悪役的に観る方もいるようだが、
私にはアンディ・ラウの配役が悪役に見えた。
恐らく見る人の年齢や環境(管理職の経験の有無等)によって、
見え方ががらりと変わると思う。
ちなみに、監督は本作を気に入ってないようです。(^^;
気になる方は『気分落ち込んだ ピーター・チャン』で検索してみて下さい。