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2008年11月26日

ユメ十夜



タイトル通り、夏目漱石の夢十夜を題材とした短編集だが、
夢がカタカナになってるあたりがクセモノ。(笑)
10話の短編を、色んな監督が、色々な主観を織り交ぜて、
映像化しているような作品であって、
決して、原作を忠実に映像化しているわけではない。

この辺については賛否両論あるだろうが、
原作もまた『夢』を題材としてるものだから、
結局、主観の中でしか書かれておらず、
元々が不条理な物語なので、
これぐらいの脚色はありなんじゃないかと思う。
(中には、?って思う作品もあったが・・・)

個人的に好きなのは松尾スズキ監督が手がけた、
第六夜の運慶の話。

原作の方も、一連の作品の中ではオチがある話で、
好きな話であったのだが、映像化された本作では、
脚色といっても見せ方で脚色をしているだけで、
シナリオは原作どおりという、中々面白い手法をとっている。

全ての作品のクオリティが高いわけでもないので、
無責任にオススメとは言えないが、
原作を知っている人は、ちょっと観てみるのも面白いかもしれない。

ただ、オチャラケが酷いのもあるので、
観る時は、ある程度広い心で観た方が良いと思うが。(笑)


ユメ十夜
posted by しま | Comment(0) | 映画-ドラマ

2008年11月25日

救命士



≪あらすじ≫
>マーチィン・スコセッシ監督&ニコラス・ケイジ主演のサスペンス・ドラマ。
>人の死を目の当たりにする救命士たちの姿を通し、現代の暗部を抉る。
>スコセッシ独特の、都会を舞台としたダークな映像美が秀逸。
>救急医療の最先端で闘う救命士フランク。
>無数の人々が為す術もなく死んでゆくのを見続けた彼は、
>やがて救えなかった患者たちの亡霊に悩まされてゆく。

(yahoo映画より引用)


救命士が持つ葛藤を淡々と描いている重い話。
エンターテイメント作品として鑑賞したら、
ちょっとこの重さはきついと思うので、
観る前に、それは覚悟をしておいた方が良いと思う。

実際、脚色も随分としてあるとは思うが、
原作を元救命士がしているだけあって、
非常に説得力があるように感じられた。
(現場の本物の救命士の方が見たらどう思うかは別として)

ただ、メインとなっているのが、
主人公の心理描写である為、
映像よりも文章の方が表現としてはやりやすいように思え、
この辺は製作側は苦労してるんじゃないかと思う。

本作にストーリーは皆無に等しく、
なんの答えも救いも準備されておらず、
その辺は観る者に委ねられる事になる。

そういった意味では、
結構観るものを限定する映画なんじゃないかと思う。
実際、世間の評価はすこぶる悪い。(^^;
(個人的にはいい映画だと思うんですけどね。)


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posted by しま | Comment(0) | 映画-ドラマ

2008年11月18日

アドレナリン



≪あらすじ≫
>フリーの殺し屋シェブ(ジェイソン・ステイサム)は、
>ある日、宿敵のリッキー(ホセ・パブロ・カンティーロ)に毒を盛られる。
>頭に来た彼は、復しゅうのため車を走らせリッキーの行方を探すが、
>急に意識がもうろうとしてくる。
>なじみの医者(ドワイト・ヨーカム)に相談すると、
>体内にアドレナリンを出し続ければ助かると言われ……。

(シネマトゥデイより引用)


まず本作は、起承転結や、緩急を楽しむものではなく、
最後まで突っ走る疾走感を楽しむものであるという事を、
映画を観る前に頭にいれていた方がいい。

『やりすぎ』というほど最後まで突っ走る。
いわゆる“ノンストップアクション”の典型的な映画。

『アドレナリン』というタイトルから、
『映画の中の主人公はアドレナリンは出まくってるだろうが、
観てる方はアドレナリンなんて出ないぞ』なんて批判も見かけたりする。
それは私も、『的をえた批判』だなと思ったりするのだが、
原題は『Crank(変わり者)』なので、
これは映画制作の問題ではなく、日本の配給会社のミスだと思う。

ちなみに、主人公はヒーローではなくアンチヒーローである。
その為、何でもありで、無茶苦茶な内容になっており、
倫理観だとか、そいういう事を気にする方は、
パスした方が良いように思う。

また、本作は基本的にバカ映画だ。
『バカバカしい内容を楽しむ』といった趣向がない人にも、
ちょっとお勧めは出来ない映画じゃないかと。

観る人を限定してしまう本作だが、
『倫理観なんかどうでもいい、とにかくイカれた映画が観たい!!』
そんな人は、かなりツボにはまるんじゃなかろうか。
そういった意味では、大衆娯楽的な作品ではないような気はする。
もちろん、芸術的作品でもないのだが・・・。(笑)

最後のオチも含め、個人的には非常に好きな作品。

それにしても、ジェイソン・ステイサムという俳優は、
アンチヒーローが本当によく似合うと思う。


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posted by しま | Comment(0) | 映画-アクション

2008年11月10日

僕たちは天使じゃない



≪あらすじ≫
>TV番組司会者の長男、プレイボーイの次男、漫画家の三男。
>性格も女性の好みも違う三人兄弟それぞれの恋の行方を描くコメディ。
>ユンファは次男に扮し、北京オペラ舞台で女装を披露。

(eiga.comより引用)


ジョニー・トー監督のコメディ映画。
この監督、“香港のタランティーノ”などと呼ばれたりしてるが、
本作にも使われている 『幾重にも分散させた“要素”が、
ストーリーの進行と共に、繋がっていく・・・・。』
といった構成手法は、
確かにタランティーノ映画の構成手法に似てはいる。
しかし、似てはいるが、この呼び名、
ジョニー・トー監督のファンからは非常に不評だったりもする。
タランティーノ監督自身、香港映画からはかなり影響を受けてる監督なので、
どちらかと言うと、こっちが元になる為、その不評も理解できるところだ。

この作品は、そういった繋ぎ合わせたシーンの構成も絶妙だが、
チョウ・ユンファを始めとする豪華俳優陣も面白く、
各キャラクターの個性が際立っていて、
映画のインパクトをさらに強めてくれる。

ちなみに、ユンファはオカマチックなプレイボーイの役。(笑)
ハードボイルドだけではなく、
こういう演技もあっさりとできちゃうところが流石と思う。

映画の終盤に、一瞬だけ『男たちの挽歌』の
あのキャラクターが出てくるので、ファンの方は見逃さないように注意。

それにしても、ファッションが、
かなり80年代テイストなのは、時代を感じるなぁ・・・・。



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posted by しま | Comment(0) | 映画-コメディ

2008年11月09日

トーキング・ディック

トーキング・ディック

>大学生のバームはある事がきっかけで
>突然自分のチ○コが喋り始め、大騒ぎに。
>周りからは白い眼で見られ、医者にも見離される始末。
>そんな中、バームに秘かに想いを寄せる同級生・ニンと
>セクシーな同級生・メイの間で揺れ動くバーム。
>しかしやがてバームは本当の自分の気持ちに気付き・・・。

(配給元紹介文より引用)

なんとも妙なタイトルのタイ映画。

タイトルだけを見たなら成人向け映画のように思えるが、
内容はというと下ネタは多いが、かなり健全なラブコメディ。

その為、見る人を限定するといった感じはなく、
女性や子供でも安心して観ても大丈夫・・・だと思う。(笑)
感覚的には、昔「毎度おさわがせします」なんてテレビドラマがあったが、
それと似たようなもんだと思ってもらえれば想像がつくだろうか。

そういったラブコメディの中に、
ち○こが喋るといったファンタジーの要素を絡ませ、
この映画ならではの味を出しており、
ありきたりのラブコメディとは一味違う映画となっている。

さすがに、重さはなんてのもちろんもないし、
内容もベタな内容でしかないのだが、
何も考えずに気楽に観れる映画だと思う。

私もあまり期待せずに観たのだが、
観てみるとリズムもよく、かなり面白かったので、
同監督の他の作品も観てみたかったが、
日本では無名な監督で見つけきれなかった、残念。


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posted by しま | Comment(0) | 映画-コメディ

2008年11月04日

友は風の彼方に



≪あらすじ≫
>潜入捜査官チャウは、宝石強奪事件の捜査のため、
>ギャング団への接触を図った。
>だが、捜査という目的を離れ、
>組織の幹部フーとの間に友情が芽生えていく……。

(Yahoo映画より引用)

クエンティン・タランティーノ監督の
『レザボア・ドッグス』の元ネタとされる映画。

チョウ・ユンファとダニー・リーのコンビが炸裂!!
本作の2年後(1989年)に発表される、
ジョン・ウー監督の『狼 男たちの挽歌 最終章』でも、
同コンビが活躍するが、それよりも洗練された感じがない分、
逆にリアルな感じがするのは私だけだろうか。
この二人は、映画の中では、本当に仲が良さそうに見えて仕方がない。
(実生活ではどうかは知らないが)

本作為外にも潜入捜査を取り扱った香港映画は、
『ハードボイルド/新・男たちの挽歌』や『インファナル・アフェア』等があるが、
これらの作品が『捜査官というのがバレたら殺される』という事を、
重要視しているのに対して、本作は捜査官と捜査対象者の
『友情』がメインテーマとなっており、方向性が違うというのは興味深い。

捜査官チャウ(チョウ・ユンファ)への信頼を深めていく、
犯罪組織の幹部フー(ダニーリー)。
その信頼に応えたくても応えれない捜査官チョウの葛藤。
この二人の演技力が素晴らしく、
観ているものをぐいぐいと引き込んでしまったところに、
最後に待つ、悲しくも切ない結末。

香港ノワールの幕開けとなった、名作の一本。

これと『ハードボイルド/新・男たちの挽歌』を足すと、
アンドリュー・ラウ監督の名作『インファナル・アフェア』になると思う。
本作の撮影はアンドリュー・ラウだし、
この頃から構想を練っていたのかなぁ・・・なんてのは考えすぎだろうか。



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posted by しま | Comment(0) | 映画-アクション

2008年11月01日

【雑記】ジョン・ウー監督はジョン・ウー監督だった

公開初日である本日、観てきました。



前記事で書いたように、
私は、ジョン・ウー監督の大ファンなので、
本作について良いと思ったことを全部書いてると、莫大な文字数になるので、
まともにレビューをまとめれる自信はありません。

なので、今回は正規のレビューではなく、
雑談カテゴリの記事として、
逆に気になった点を三つほど書かせてもらいます。

====================================================

【1.ボス格の人物描写はいまいち。】
ジョン・ウー監督は中堅どころを描くのは上手いが、
ボス格はの描写はあまり上手じゃない監督だ。
過去作品でもそうだが、ボス格はいつも悪役で主役は絶対に中堅どころだ。
本作においても、武将クラスは上手く描けてるのだが、
劉備、曹操、孫権などの大将クラスがイマイチ魅力に欠ける。

【2.男女関係の感情描写が弱い】
“友情”を描くのは上手いの監督なのだが、
“恋愛”を描くのは本当に苦手で、特に女性の描写は下手だ。
ハリウッドに行って、多少は変わったかと期待してたのだが、
今回も正直厳しく、女性キャラクターが『駒』にしかなってない・・・。

【3.群集の存在感がない。】
基本的にジョン・ウー監督はマニアうけする監督である。
アクションエンターテイメントは良いが、
スペクタクルについてはキャリアもなければスキルもない。
正直、群集が描くのが上手い監督ではないと思う。
本作についても『民』という言葉はいくつも出てくるのに、
肝心の『民衆』に存在感がない。
また、『兵士』についても、多くのエキストラを使いながら存在感が非常に薄い。

なんか、鑑賞前に心配してたことが全部出ちゃった感じがする。

また、歴史大作ということで、
それなりの『重さ』を期待して観る人もいるだろうが、
過去に公開された歴史映画の“ラストエンペラー”や“西太后”等と比較すると、
非常に軽い内容になってしまっており、
ジョン・ウーファンは良いとしても、
三国志ファンはちょっと期待はずれになっちゃってるかも。

『大金をかけて、B級映画を作っちゃった』といったところだろうか。(^^;

映画を見る前に予習として三国志を読まれてる方もいると思うが、
それよりも、本作を見るにあたっては、
ジョン・ウー監督の過去作品を見たほうが良い気がする。
特に「ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌」の1シーンは、
本作の某シーンとリンクするので必見。


ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌
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====================================================

今日は公開初日と映画の日が重なっていたためか、
観客の数が非常に多かったのですが、
ジョン・ウー監督の映画でこれだけ人が集まるのも、
かなり久しぶりなのではないかと思います。

それだけ、話題性があったにもかかわらず、
映画のできはというと、監督の欠点をさらけ出しちゃってるところもあって、
ちょっと、勿体無いなぁ・・・といった感じでしょうか。

そんな感じで、良くも悪くもジョン・ウー監督らしい映画でした。


この欠点を穴埋めできる人といえば、
ジョン・ウー監督の代表作『男たちの挽歌』でタッグを組んだ、
ツイ・ハーク監督やと思ったりするんですが、
以前、散々もめてますし、
再びタッグを組むことはあまり期待できそうにないのが残念なところ。
posted by しま | Comment(2) | 雑記
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