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2009年03月30日

さらば、わが愛/覇王別姫



≪あらすじ≫
>演ずることに全てを捧げた二人の男の波乱に満ちた生涯を、
>京劇『覇王別姫』を軸に描いたチェン・カイコー監督作品。
>身を持て余した遊廓の母に捨てられ、京劇の養成所に入れられた小豆。
>淫売の子といじめられる彼を弟のようにかばい、
>辛い修行の中で常に強い助けとなる石頭。
>やがて成長した二人は、それぞれ“程蝶衣”、
>“段小樓”と名を変え、京劇界きってのスターとなっていた……。

(yahoo映画より引用)

観終わった後に、なにか凄いものを観てしまったという感じがあるものの、
激動する時代の中国の描写がよく描けており、
それに圧倒されていたら、いまいち泣き所を掴めずに終ってしまった。(^^;

とはいえ、良く出来た映画である。
特に見所は女形を演じるレスリー・チャンと、
本物の女性であるコン・リーの対比だと思う。
渦巻く嫉妬の表現は、非常に良く表現されており、
各々の心情まで見えてくるようだった。

また、キャストの演技を引き立てるだけの美しい映像の数々。
今となっては、昔の映画になってしまったが、
その映像からは、まったく古さを感じない。

本作については、あれこれレビューを書きたかったのだが、
正直、私の言葉のボキャブラリーでは、
その良さを伝える表現が非常に難しい。(^^;


さらば、わが愛/覇王別姫
(※写真は楽天ショップへのリンクです。)

2009年03月24日

愛のむきだし



≪オフィシャルサイト≫
http://www.ai-muki.com/

≪あらすじ≫
>幼い頃に母を亡くし、神父の父テツと二人暮しのユウ。
>理想の女性“マリア”に巡り合うことを夢見ながら、
>平和な日々を送っていた。
>しかしテツが妖艶な女サオリに溺れてから生活は一変。
>やがてサオリがテツのもとを去ると、
>テツはユウに毎日「懺悔」を強要するようになる。
>父との繋がりを保つために盗撮という罪作りに没入していくユウ。
>そんな彼はある日、罰ゲームで女装している最中に、
>ついに理想の女性ヨーコと巡り合うが……。

(goo映画より引用)

正直な話をすると、私はあまり邦画は観ない。

無意味に難解にしてみたり、
無意味に妙な表現を入れてみたりと、
必然性を感じないものが多く、
観ていて、『あぁ、日本人クリエイターの作品だなぁ』と、
ガッカリさせられる事が多々ある。

一言で言うと、クリエイターではなく、
クリエイター気取り的な感じと言えば解りやすいだろうか。
邦画か全て嫌いというわけでもないが、
そういったわざとらしく不自然な表現が、
チープに感じて受け付けない事が多い。

ただ、この作品については、
4時間弱という長時間の放映時間にして、
非常に高評価ということもあって、興味をそそられて観た。

結果、

前記していたような、
私が邦画を毛嫌いしてる理由と同じ要素は確かにあった。
しかし、それらを全て吹き飛ばすようなパワーがあった。

劇中には、監督が表現しようとした想いが溢れ出してる。
罪、宗教、性・・・それらが幾重にも重なり合って、
愛の形が『むきだし』になる。

映画のパンフレットの監督のインタビューに、
『愛をものとして表現したかった。
だからむきだしの愛ではなく、愛のむきだしなんだ』
といったような話が、書かれてあったが、
まさに・・・と思った。

これだけの作品を作った監督のパワーも凄いが、
俳優陣もそれに負けない迫力ある演技で押し返す。
ただでさえ、気迫で押すような演技が多いのに、
さらに長回しのカットでそれをやるもんだから、
その迫力が倍増して押し寄せてくる。

矛盾点は多々ある。荒いつくりの部分も多々あった。
しかし、そんな制作側のパワーに圧倒されていたら、
何もかも、ちっぽけな事に思え、気が付けば4時間が過ぎていた。

一言、

『凄い』


たまには、邦画も良いものですね。
posted by しま | Comment(0) | 映画-ドラマ

2009年03月23日

イエスマン “YES”は人生のパスワード



≪オフィシャルサイト≫
http://wwws.warnerbros.co.jp/yesman/

≪あらすじ≫
>3年前に離婚して以来、カール・アレンの毎日は“NO”の連続だった。
>銀行の貸し付け担当が仕事だが、ローンの申請を却下し続け、
>プライベートでも友人の誘いに背を向けるネガティブな日々を送り、
>結果、昇進の機会を逃し、友情も壊れかけていた。
>そんな時、旧友ニックに強引に誘われた自己啓発セミナーで、
>カリスマ主宰者テレンスの迫力に押され、
>今後は何があっても“YES”と答えると誓いを立ててしまう。

(goo映画より引用)

コメディ映画というのは、その名の通り、
笑わせる事が目的なのだが、
ジム・キャリーのコメディは、それをさらに昇華させ、
笑わせるのを手段として、哲学的なテーマを訴えるものが結構ある。
ライアー・ライアーやトゥルーマンショーなどがそうだが、
本作は、ジム・キャリー主演のその手の作品の中では、
現時点では最高峰なんじゃないかと思う。
(あくまでも、私が見た中ではだが・・・・)

単純に万人を笑わせる作品を作るというのは、
非常に難しいと思うのだが、
それを手段として使うというのは、
ある意味、『笑い』を極めたものにしか
できない芸当ではなかろうか。

映画冒頭の『引きこもり』のジム・キャリーの演技と、
『YES MAN』に変貌してからの演技の違いも面白い。
後半のジム・キャリーは、
ここが俺の生き所だといわんばかりに生き生きしている。

何も知らずに見に行っても十分楽しめる映画ではあったが、
ただ、いくつか元ネタを知っていたほうが
面白いと思われるシーンもあった。

知っていたほうが良いネタ

【映画】
≪ハリーポッターシリーズ≫
映画自体は見てなくても良いが、
どれぐらいの本数が出ていて、
サブタイトルがなんなのかぐらいは覚えていたほうが良い。

≪300≫
この映画のアツさを知っていると知らないのでは、
あるシーンの笑いは半減する。
『スパルタの子よ、泣くな!!』と言いたくなる。(笑)


【音楽】
≪イーグルス≫
かなり、イーグルスの楽曲が使われてるようで、
それも主人公の心情に合わせた歌詞のナンバーらしい。
私は、英語はさっぱりなので、らしいとしか言えないが、
どんな歌なのかわかると、もっと良いんだと思う。

≪ビートルズ≫
良い所で、キャント・バイ・ミー・ラブが出てくる。
これは、翻訳が字幕で表示されるので、
知らないなら知らないでも大丈夫。

≪ジャーニー≫
クライマックスで流れるセパレイト・ウェイズがアツい。(笑)
イントロが流れてくるだけでなにかありそうで期待してしまう。
これも歌詞の意味がわかってると、『おぉ〜っ』ってなる所らしく、
最後の盛り上がり方が知ってると知らないでは変わりそう。


実際は、もっとあるのかもしれないが、
私が気付いたのでは、そんな所。


もちろん、万人にお勧めできる内容ではあったが、
映画ファンやロックファンは心底楽しめるんじゃないかと思います。
毎日に退屈さを感じてる方には是非見てもらいたい一本。
posted by しま | Comment(2) | 映画-コメディ

2009年03月18日

アメリカン・サイコ



≪あらすじ≫
>衝撃的な内容で話題となった
>ブレット・イーストン・エリスの小説を「I SHOT ANDY WARHOL」の
>メアリー・ハロン監督が映画化したサスペンス・ドラマ。
>80年代のニューヨーク。
>27歳のハンサムなヤッピー、パトリック・ベイトマンは一流企業の副社長。
>高級マンションに住み、美しい婚約者もいる彼は一見誰もが羨む生活を送っていた。
>しかし、彼の心の中には深い闇が広がっており、
>突如襲う衝動に突き動かされ、夜の街をさまよい
>ホームレスや娼婦を殺害していたのだった……。

(※Yahoo映画より引用)


現実・狂気・妄想・自尊、
そういったものが絡み合って、一つのものにまとまった、
良く出来た作品だと思う。

完璧主義の主人公の存在と対比するように、
シナリオは曖昧で結論を準備しない表現が多い。
その為、見る人によって、受け取り方が変わり、
ある人は薄っぺらい映画だと受け取り、
ある人は深い映画だと受け取る。

対比といえば、本作品中のスタイリッシュな映像と、
残虐な映像の対比も面白い。

この映画は作り手のエネルギーに満ち溢れた作品だと思う。
監督のエネルギーもかなりのものだが、
主演のクリスチャン・ベールのエネルギーも凄い。
ここで、見せる迫真の演技は、
クリスチャン・ベールの俳優としての力量を、
まじまじと見せ付けられる。

ある意味、考えながら観る必用がある為、
そのエネルギーを受け取る器が準備できていないと、
正直見ていて疲れる作品でもある。

特に最後のオチをどう受け取るか悩んでる人はかなり多いようで、
アレコレ悩むよりは、観た本人が受け取ったままで良いと思うのだが。
結末がスッキリしない映画が苦手な人には 薦められない。



アメリカン・サイコ
(※写真は楽天ショップへのリンクです。)
posted by しま | Comment(0) | 映画-サスペンス

2009年03月16日

アンダーワールド ビギンズ



≪オフィシャルサイト≫
http://www.sonypictures.jp/movies/underworldriseofthelycans/

≪あらすじ≫
>今より1000年以上の昔。
>長老ビクターらが率いるヴァンパイア族は
>狼男族から生まれた新たな種族ライカンを奴隷とし、厳しく支配していた。
>そんな中ライカンの始祖であるルシアンは
>ビクターの娘・ソーニャと禁断の恋に落ちる。
>過酷な奴隷生活から抜け出しソーニャと想いを遂げるため、
>ルシアンたちはヴァンパイアの居城からの脱出を計画。
>彼は脱出に成功したものの、
>ソーニャは城から抜け出すことができず……。

(goo映画より引用)


本作のストーリーは、過去の2作品で語られてた事なので、
それらを見た方は知ってると思うが、
その中で飽きさせずにどう見せるかというのが、
本作のカギだったのではないかと思う。

まず、90分前後の時間で収めたのは正解。
中だるみもなく、上手くまとまっていた。
また、世界観にしても、前作は現代劇だったのに対して、
今回は古典的なイメージなのだが、
これも、違和感なく溶け込んでいた。

過去作品のファンの方は、すんなりと受け入れれるんじゃなかろうか。

CGなどの演出で、独特の世界観を演出していた過去作品だが、
今回は、その世界観の応用編といった感じなので、
これといって新しいものがあるわけではない。
その為、シリーズのファンの方は必見といえるけど、
それ以上でもそれ以下でもない気がする。

ひとまず、過去作品を見てなくても解る作りにはなってるが、
前作を見ていた方が、感情移入できて良い感じではあった。

それにしても、
キャストにケイト・ベッキンセイルの名前があったので、
少しぐらいは出てくるかと思ってたのだが、
あの出演のしかたは、ファンは怒るかも。
昔、香港映画で客寄せに良くやってたやり方ですな。 (笑)

今回は、マイケル・シーン演じる『ルシアン』が、えらいカッコいいです。
これみて、過去作品を見るとイメージが変わりそう。


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posted by しま | Comment(0) | 映画-アクション

2009年03月07日

軍鶏 -Shamo-



≪オフィシャルサイト≫
http://www.shamo-movie.jp/

≪あらすじ≫
>両親を惨殺した罪で少年院へ送られた成瀬亮。
>最愛の妹も去り、周囲の少年たちから虐げられる中、
>彼は終身刑の囚人・黒川から空手を習い、強さを身につけた。
>退院後男妾をしながら妹を探す成瀬は、
>道場に誘ってくれた黒川の弟子でヤクザの山崎を裏切り、
>同じくヤクザの望月が主催する総合格闘技
>「リーサルファイト」へと出場することに。
>しかしそれは親殺しの成瀬を
>相手選手に倒させて大会を盛り上げようという
>望月の罠だった……。

(goo映画より引用)


この手の漫画が原作の作品は、
原作ファンからの批判が殺到するのが、
なんだか、セオリーになりつつある気がする。

本作についても同じく、
散々、原作のファンからの批判が殺到している。

正直、映画である以上は、漫画よりもスポンサーなど、
費用の絡みが複雑になってくるわけで、
そういったしがらみがある以上、
原作どおりには作れないものだと割り切って、
別物としてみる方が正解なんじゃないかと思ったりする。

さて、本作について、
私が一番の見所だと思うのは豪華俳優の面々である。
フランシス・ンや石橋凌等の実力派俳優も良いが、
ショーン・ユーが、期待以上の演技をしてくれてる。

個人的に、ショーン・ユーは、
“口数の少ない青年”の役のイメージが強く、
本作でも、やはり口数は少なかったりするわけだが、
同じ口数が少ないでも、今までとはちょっと違う印象だった。
冒頭に貼った予告映像の最後にも出てくるが、
下を出して首を傾げながらレンズを覗き込む姿は、
今までのイメージからすると、かなり衝撃的で良かった。
(女性ファンはガッカリしたかもしれませんが。)

それで、内容の方はというと、
原作がどうだとか、そういう期待を一切せずに、
酔拳や蛇拳など、昔のジャッキー・チェンの映画を、
現代風に作ったようなものだと思っていただければと。
個人的に、その辺の映画は好きなもので、
中々、楽しめる一本でした。


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posted by しま | Comment(0) | 映画-アクション

2009年03月02日

天使の眼、野獣の街



≪あらすじ≫
>容疑者たちの監視と追跡を専門に行う
>香港警察刑事情報課・監視班。
>新人女性捜査官ホーは実地試験に見事合格、
>晴れて監視班の一員となった。
>その頃、強盗団による宝石店強盗が多発、
>そのリーダー、チャンは、かつて警官を殺害して逃亡中の凶悪犯だった。
>ホーはベテラン捜査官ウォンの指導を受けながら、
>失敗を繰り返しながらも仲間とともに任務を遂行、
>やがて強盗団の次なるターゲットを突き止めるのだが…。

(goo映画より引用)



この作品の監督、ヤウ・ナイホイ監督は、
ジョニー・トー監督の作品で、脚本を書いていた方とは聞いており、
ある程度期待はしていたものの、まさかここまでとは・・・。

『脚本家が、脚本を主軸において、
それを生かすために映像を作る。』

ジョン・ウー監督や、クェンティン・タランティーノ監督、
リュック・べっそん監督等もそうだが、
脚本を書ける監督の映像作品というのは、
映像がメインにならず、物語がしっかりしている印象がある。

この、『天使の眼・野獣の街』も例に漏れず、
しっかりとした物語を繋いでいくものとして映像が使われているように思った。
その為、内容が非常にわかりやすく、自然に映画の中に引き込まれていく。

そして使われてる映像については、
ジョニー・トー監督も独特の色合いを使う監督だが、
その流れを受け継いでるのか、ヤウ・ナイホイ監督も、
独自の色合いを映像の中に盛り込んでいる。
ただ、この色合いというのが古臭いくはある。
しかしながら、ある種の映画ファンにとっては、
懐かしい色合いなんじゃないかと思う。
90年代後半以降のネオ・香港ノワールの色合いではない。
これは、男たちの挽歌を初めとする、
80年代後半から90年代前半の香港ノワールの色合いという印象だ。
私は、香港ノワール映画の大ファンなので、この演出は嬉しいところ。


連続して繋がっていく展開に時間を忘れてしまい、
最後のシーンまで一気に突き進むのだが、
派手なアクションをチェーンのように繋いでいくものでもなく、
静と動を上手いバランスで盛り込みつつ、
脚本の力で繋いでいく手法は、非常に新鮮な感じがした。


レオン・カーフェイやサイモン・ヤム等、
ベテラン俳優の演技が映画に華を添える中、
負けず劣らずの存在感を放つのがケイト・ツィ。

ケイト・ツィは、本作が映画デビューだそうで、
劇中では、見事に新米捜査官の役を演じており、
初々しさがとても可愛らしかった。
童顔なのでかなり若いと思っていたのだが、
プロフィールを見ると、なんと79年生まれということで、
実際のところ30歳(2009年現在)と知ってビックリ。


う〜ん、俳優さんって、若さまで演じられるのね・・・・。


また、ジョニー・トー監督作品のエグザイル/絆を見ているならば、
ラム・シュー (ファットマン役)の劇中での行動を、比較すると面白いかも。(笑)


派手なアクションは控えめだが、
その分を補う脚本があり、かなりお勧めの一本です。
posted by しま | Comment(1) | 映画-アクション
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