
≪オフィシャルサイト≫
http://www.paramount.jp/wtc/index.html
≪あらすじ≫
>2001年9月11日、ニューヨークは、いつもと同じ朝を迎えていた。
>港湾局警察に勤めるベテラン巡査部長のジョン・マクローリンと
>港湾局警察官のウィル・ヒメノをはじめ、
>警察官たちも普通に業務を開始した。
>だが、午前8時40分過ぎ、突如、タワー1(北棟)に、
>アメリカン航空11便が激突した。
>続いてタワー2(南棟)にも、ユナイテッド航空175便が激突。
>アメリカ国民だけでなく世界中の人が我が目を疑った。
>ジョン・マクローリンたちは、上層階に取り残された人々を救出すべく、
>部下たちと共にタワーへ向かった。
>さらなる恐怖が迫っているとも知らずに・・。
(ウィキペディアより引用)
9.11事件を題材とし、事実に基づいた脚本が話題になった本作だが、
ドキュメントとしては、脚色しすぎてるように思えるし、
逆に映画としては脚色が不足しているような印象を受けた。
また、そこで表現されているところに偏りもみられる。
そこから察するに、オリバー・ストーン監督が
本作を通じて表現しようとした事は史実でもなければ、
脚色して観客に興味を持たせ、9.11事件を知るきっかけを作ろうだとか、
そういった事でもないように思う。
これは、私の勝手な憶測ではあるのだが、
監督本人が解釈している9.11事件への『思い』を、
『主観』として表現している映画だと思った。
この辺が、9.11事件という同テーマの中で、
真実を真実のまま伝えようとした映画“ユナイテッド93”とは、
明らかにスタンスの違いがある。
実際、本作に史実を期待して観た方は、
映画レビューサイト等で、かなり酷評を下していた。
まぁ、『実話を基にした感動ドラマ』なんて宣伝文句で売り出してので、
誰だって史実を期待して観るのが当たり前なわけで、
この映画がの評判がいまいち良くないのも、当然の結果だと思う。
どちらかと言うと、
『史実を借りてオリバー・ストーンが思いを描く』なんて売り方だったら、
もう少し評価が変わってきてたんじゃないだろうか。
まだ、未見の方は、本作に史実は期待しない方が良い。
あと、主演のニコラス・ケイジについてだが、
ニコラスという俳優は、劇中でのキャラクターの作り方が
抜群に上手いというのが、私の見解なのだが、
それが、今回は実話を元にした思いテーマの脚本の中で、
あのキャラクター性がどうなるのか気になるところだった。
だが、フタを開いてみると、
今回のニコラスはあの独特のキャラクター性を
見事に押し殺していたのは流石といったところ。
ニコラス・ケイジという俳優の力量に拍手。
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